農産事業大隅半島は全国でも有数の平均日照時間の長い地域と言われています。豊かな太陽の恵みと、有機質を多く含んだ黒ボク土、日本有数の畜産地域で熟成された堆肥を用いて、さつま芋・生姜・ニンニク・大根・キャベツ・里芋など元気な野菜の栽培に取り組んでいます。 栽培しているさつま芋の種類株式会社ハヤシで取り扱っているさつま芋をご覧いただけます。 べにはるか「高系14号」より、芋の皮色、形状や大きさのそろいが優れています。 甘味が強く、口当たりが良いです。 センチュウや立枯病にも強いです。 食味や芋の外観などの特性が既存品種より“はるか”に優れることから、品種名を「べにはるか」と命名されました。 安納芋鹿児島県の種子島を代表するさつまいもです。 また、鹿児島県の大隅半島では、オレンジ芋ともいわれ、古くから親しまれてきました。焼き芋はねっとりとした食感で、糖度が高い芋ですが、単位面積あたりの収穫量がやや少ない品種です。 シルクスイート2012年から種苗の販売が開始されたばかりの新しい品種です。「春こがね」に「紅まさり」を交配させて生まれた品種。外観は紡錘形で表皮の色や果肉の色などべにはるかと同じような感じで濃い紅色の皮に、中がクリーム色をしています。 鳴門金時中身が黄金色をしている芋を金時(きんとき)芋と呼んでいたことから、「なると金時」と名づけられました。 見た目も鮮やかな黄金色の鳴門金時は、栗のようにホクホクとした食感と、糖度が高めなのが特徴で、菓子の材料などでも重宝されています。 黄金千貫伸長が早く育苗は容易です。 デンプン含有量が多く、風味も豊かなために焼き芋や天ぷらなどの家庭用食材としても広く親しまれてきました。 ホクホクした食感の良さと、収量の多さからカリントウ等の原料としても栽培され、 最近は焼酎の原料として、専らこの品種が使われています。 えいむらさきエイムラサキはアントシアニン、ポリフェノールを豊富に含んだ、鮮やかな紫色のさつま芋、味は、 上品でさわやかな甘みが特長です。 ときまさり焼酎醸造時の原料当たりの純アルコール収得量が標準品種「コガネセンガン」より多く、醸造した焼酎は軽快な甘味とコク、いもの香りが強いといった特徴のある酒質を示し、でん粉歩留が高く、いも収量は「コガネセンガン」並で、いもの貯蔵性は良好です。 さつままさり「コガネセンガン」に比べ、いもの外観と貯蔵性が優れ、 原料当たりの純アルコール収得量が高いです。 焼酎は甘くフルーティな香りとすっきりした味が特徴です。 条溝は「コガネセンガン」より少なく、食味は同様に良好です。 青果の種類株式会社ハヤシで取り扱っている青果をご覧いただけます。 さつま芋焼酎用ばかりではなく「べにはるか」「安納芋」「シルクスウィート」は青果用の芋としても生産されています。 焼きいも、蒸かしいも、干しいも、煮物、和洋を問わずお菓子の原料に用いられ、秋の味覚として親しまれています。 生姜野菜や生薬としても用いられる生姜。 「黄金ショウガ」「とさいち」を生産しています。 雨季の晴れ間に追肥と土かけを行うため、生姜の根は肥大し、葉は青々と高く育ちます。 梅雨入り、梅雨明けの早い鹿児島県の気候に良く合っています。 ニンニク健康維持や強壮効果があるニンニクは現在日本で流通するそのほとんどが外国産です。 国産の、安心安全で美味しいニンニクを作っています。 外国産のものとは明らかに香りが違います。 収穫直前のニンニク畑は食欲をそそる匂いがします。 乾燥後の出荷となるため、乾燥室にて乾燥をさせます。 大根生食としてはサラダ、辛味を楽しむ大根おろし。保存食では漬け物、切り干し大根。 煮物、ふろふき大根、おでんの具など、料理での使い方は様々です。 さつま芋畑からの転作が多く、鹿児島の冬の主役は大根へと移り変わります。 キャベツ冬キャベツを生産しています。 夏に収穫したさつま芋畑の後に秋頃から植えはじめ、寒さにも負けず立派に大きく育ちます。 収穫期にはすっかり丸くなり、シャキシャキで甘いキャベツが出来上がります。 里芋里芋「石川早生」は全国的には夏の終わりから秋頃までが最盛期ですが、 夏の訪れを感じる早い時期から収穫が始まります。 種である親芋から食用となる小芋を分ける作業は手作業であるため、 収穫後の選別は、屋根のある倉庫内で行います。